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日本人総ツンデレ説 [gdgd日記]

表題に関しまして、別に私の季が違ってきたのではございません。

江戸時代中期の国学者に富士谷御杖という方がいらっしゃいまして。
かの方は左右の手を合わせ一つとした状態に真を見出しました。
(ちなみに柏手を打つことは神に対して二心無く一心に向き合うという意味を持ちます)
右も左も、公私、善悪といった相反するものを共に備えること=真(真言)とし、古来より日本人はその真を尊んで実践してきたことを古事記や日本書紀から読み取っています。

そして、その相反するものを両方備える方法として日本人が取ってきた行動が、「倒語」ちう手法です。
曰く
「上を下と言い、浅きを深きと言う」
「思う筋を言わずして、思わぬ筋を言葉とする」


江戸時代に「好きより嫌いと言った方が真心がより伝わる」・・・だと・・・?

(参考文献:神道の常識が分かる小事典)
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